タイム短縮に直結する飛び出す力の強化

背泳ぎでレースに出る選手なら、タイムを縮めるために不可欠な技術であるスタートでの飛び出す力の強化を図ることが大切ですね。

 

 

実際に、スタートから得られる推進力はどの局面よりも比較にならないほど大きなものなので、そこから得た大きな推進力を、いかにロスせずに泳ぎに繋げていけるかで、タイムも大きく変わってきます。

 

 

また、唯一、背泳ぎのスタートだけが、スタート台の下から壁を蹴って行うようになる為、他の3泳法とは体の使い方も違ってきます。
上体を後ろに倒してから壁を斜め上に蹴って、空中でストリームラインを作って入水するようになりますが、バーを押すように手を離して腕を振り上げながら、つま先が伸びきるまで壁を蹴って空中での姿勢を作ります。

 

 

更に、足で壁を蹴った後に腰がすぐに落ちないようにする為には、壁を蹴る際にお尻の筋肉を使うことです。
これはターンでも壁を蹴るのでお尻の筋肉を使えるようにしておくことが必要でしょう。

 

 

ですが、スタートやターンで壁を蹴る動作というのは、陸上で行うジャンプ動作に近いので、水泳での動作ではあまり使われることがないお尻周りの筋肉(臀筋群)を鍛える必要があります。

 

 

平泳ぎだけは、キックで臀筋群を使いますが、その他の泳法では基本的に推進力を得る動作では使わないこともあり、水泳選手の多くは臀筋群が弱く、股関節も硬い傾向があります。
これが水泳選手に腰痛の悩みを持っている人が多い原因のひとつでしょう。

 

 

いずれにしても、水中では抵抗を受けるので、バタ足やドルフィンキックの動作にしても、主に使われるのは太腿の筋肉になり、臀筋群は水中では鍛えられないので、怪我などを防ぐ意味でもスタートの陸上のトレーニングは欠かせないでしょう。

 

 

なお、臀筋群がもともと弱い水泳選手が陸上でスタートやターンの練習(トレーニング)で、力を入れようとして腰を丸めてしまうと腰を痛めてしまう原因になるので、まずはお尻の正しい筋肉を使えるフォームを身につけて、臀筋群を使うことに慣れてから、徐々に負荷をかけて練習するようにしましょう。

 

 

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スタートでの飛び出す力を強化し、遠回りせずにタイム短縮をしたい方は参考になるでしょう。

 

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